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金属の研磨・表面処理加工の方法とは?

こんにちは!
大阪府大阪市のヒデックスメタルです。
弊社は金属製品や別注金物などオーダーメイド金物製品の制作、アクリル板の加工依頼などをお受けし、製造業のお手伝いをさせていただいております。
金属製品を製作する際に見た目を整える作業として、研磨・表面処理加工があります。
研磨・表面処理加工の方法はさまざまなものがあり、方法によっても仕上がりが大きく異なります。
そのため、加工依頼をする前に研磨・表面処理加工の方法を事前に理解しておいた方がよいでしょう。
本記事では、金属の研磨・表面処理加工の方法を5つ紹介します。
金属加工の依頼を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

研磨加工は主に5種類ある

金物工事の機械9
研磨加工には主に5種類の方法があります。
ここでは、それぞれの加工方法概要について詳しく解説します。

1.ラッピング研磨

ラッピング研磨とは、ラップ盤とよばれる台で制作物を挟み込み、加工する方法となります。
ラッピング研磨を行うことで鏡面反射する金属を製作することもできます。

砥石研磨

砥石研磨は、砥石を使用して表面を磨く加工方法となります。
また、砥石研磨の中にも2つの方法があります。
・素材を固定して砥石を動かす
・砥石は固定させ素材を動かす
使用する金属や形状によっても最適な加工方法は異なるため、シーンに最適な加工方法を用いて研磨していきます。

バレル研磨

バレル研磨は樽状の容器に素材・研磨剤・水を入れて容器を回転させることで表面を研磨する方法です。
研磨のクオリティは他の研磨方法よりも劣りますが、一気に多くの研磨を行えるメリットがあります。

バフ研磨

バフ研磨は、布製のバフを使用して研磨する方法です。
他の研磨を行った後の最終段階としてバフ研磨を行うことが多いです。

電解研磨

電気研磨は上記で紹介した研磨方法とは異なり、砥粒を一切使用せずに電気で研磨する方法です。
電解液に素材を入れ、電流を流すことで表面を研磨します。
ただし、一部の金属にしか使用できずコストもかかるため、大量生産以外ではあまり用いられることのない研磨方法となります。

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弊社では、日本各地を対象に金物製作や既製金物・部材の取り扱い、アクリル加工を行っております。
図面作成こそ承っておりませんが、図面さえいただければお客様のご希望通りの製品をスピーディーにお届けいたします。
事前のお見積もりやご相談は無料でさせていただきますので、お気軽にご相談いただければうれしいです。
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